玉手箱は監視型WEBテストのケースもある！判別方法は？

WEBテスト（適性検査）の1つである玉手箱は自宅で自分のPCから受検するタイプと専用の試験会場で受検するタイプの2種類がありますが、自宅受検でも監視があるケースがあります。

※「玉手箱とは？対策方法や試験の特徴は？対策いらない？完全解説で就活生・社会人必見！」もぜひ参考にしてください。

本記事では玉手箱の受検回数＝100回超・日本一玉手箱に詳しい玉手箱マスターの私アキラが、監視型玉手箱の詳細についてわかりやすく解説していきます。

玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人は気になる情報だと思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ちなみにですが、玉手箱にはたった3時間の勉強で玉手箱が通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上もの玉手箱受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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玉手箱は監視型WEBテストのケースもある

玉手箱には以下3つの受検方式が存在します。

1. 受検期限内に、自宅で自分のPCから玉手箱を受検
2. C-GAB（シーギャブ）
3. C-GAB plus（シーギャブプラス）

※「玉手箱形式とは？GAB形式・IMAGES形式との違いは？例題で解説」もぜひ参考にしてください。

世間一般で言われている「玉手箱」は前者（1）の自宅受検のことを指す場合が多いです。

後者（2）と（3）を「玉手箱」を呼ぶケースもありますが、正確には「玉手箱」ではなく「C-GAB」または「C-GAB plus」と言います。

※「Web-GABと玉手箱の違いは？C-GABとの違いも合わせて解説！」もぜひ合わせてご覧ください。

C-GABは専用の試験会場にまで足を運び、試験会場に設置されているPCから玉手箱を受検する方式です。

C-GABでは試験会場に到着すると、顔写真付き本人確認書類（マイナンバーカードや運転免許証など）の提出が求められ、本人確認が行われます。

※詳しくは「玉手箱のテストセンターとは？47分？電卓は？会場予約や導入企業・問題例・服装について解説」をご覧ください。

また、試験中は試験監督が巡回しています。

C-GABは替え玉・代行受検やカンニングなどの不正行為を徹底的に防止しているのが特徴です。

※「玉手箱の代行は犯罪！逮捕者も出ているので絶対にやめておきましょう」もぜひ参考にしてください。

そして、C-GABは2021年から新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに自宅受検の仕組みを追加しました。この場合のC-GABは「C-GAB plus」と呼ばれています。

C-GAB plusは自宅で自分のPCから受検が可能ですが、AIと人間の目による監視下での受検となります。

C-GAB plusの受検にはカメラ付きのPCとヘッドセットが必要となるのでご注意ください。

また、C-GAB plusでも試験会場で受検するC-GABと同様に受検前の本人確認が実施されます。

現在の玉手箱は、自宅受検＝監視がないとは言い切れないのでご注意ください。

※上記3つの受検方式の詳細をもっと知りたい人は「玉手箱方式とは？3つの受検方式と例題をすべて紹介！」をご覧ください。

玉手箱の出題範囲は監視型と自宅受検型で違う？

玉手箱の出題範囲は監視型と自宅受検型で若干違うのでご注意ください。

監視がない自宅受検の玉手箱の出題範囲は以下の通りです。

※詳しくは「玉手箱の所要・試験時間と問題数を科目別に解説！サンプル問題付き」をご覧ください。

一方で、C-GAB・C-GAB plusの出題範囲は以下です。

C-GAB・C-GAB plusは受検者が予約サイトにアクセスして受検予約をする必要があるので、忘れずに予約しましょう。

予約時に性格検査も受検することになります。

※「玉手箱の性格検査・パーソナリティとは？落ちる？時間は20分？例題や問題内容を無料で紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

能力検査（言語・計数・英語）は試験会場または自宅で監視のもと受検することになりますが、どちらにするかは受検者が選択可能です。

※英語を出題する企業は少ないので、英語の対策は基本的には不要です。詳しくは「玉手箱の英語は難しいので無理？答えはある？翻訳アプリや過去問・ボーダーは？完全解説！」をご覧ください。

ちなみにですが、C-GAB・C-GAB plusの受検結果は他の企業に使い回すことができます。

高得点を取れた感触があった回があれば、その回の結果を使い回すようにしましょう。

※詳しくは「玉手箱は使い回し可能！やり方と可能な受検方式を紹介」をご覧ください。

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監視型の玉手箱では電卓が使えない

監視型の玉手箱（C-GAB・C-GAB plus）では電卓の使用が認められていないのでご注意ください。

※監視がない自宅受検型の玉手箱は電卓の使用が認められています。

C-GABではペン（筆記用具）と計算用紙の使用のみ認められています。

C-GABでは試験会場でスタッフからペンと計算用紙が貸し出されます。カンニング防止の観点から受検者が持参したペン・計算用紙を使用することはできません。

C-GAB plusでは電卓だけでなくペン（筆記用具）と計算用紙の使用も認められていません。

C-GAB plusで筆算などの計算を行う場合はPC専用のホワイトボード機能を使って行います。

C-GAB・C-GAB plusの計数では図表の読み取りが出題されますが、図表の読み取りは試験時間がかなり短い割に問題数が多いです。

また、電卓も使えないので多くの受検者が苦戦します。必ず事前に対策しておきましょう。

※「玉手箱は電卓・計算機禁止？おすすめは？スマホ電卓はなし？自宅受検はあり？」もぜひ合わせてご覧ください。

図表の読み取りの例題は以下です。

【例題】

表を見て次の問いに答えなさい。

＜体重表（A中学校1年生男子）＞

体重50kg以上の生徒は全体の何%か。以下の選択肢の中から1つ選びなさい。

• 55.7%
• 56.9%
• 57.2%
• 58.8%
• 59.5%

【解答＆解説】

体重50kg以上の生徒は9＋8＋3＝20[人]いることがわかります。また、全体の人数は34人です。

よって、20÷34×100≒58.82[%]となるので、正解は58.8[%]・・・（答）です。

※図表の読み取りの具体的な対策方法については「玉手箱の図表の読み取りとは？ボーダーやコツは？時間足りない場合は？練習問題付き」をご覧ください。

玉手箱が監視型かどうか判別する方法は？

上記でも解説した通り、監視型の玉手箱（C-GAB・C-GAB plus）の場合、事前の受検予約が必要となります。

なので、受検予約の案内が企業から送られてきた場合は監視型の玉手箱であると認識しておきましょう。

受検予約の案内が送られてこない場合は監視なしの玉手箱となります。その場合、テストのURLには「e-exams」の記載があるはずです。

※「玉手箱のURLの見分け方が1秒でわかる！他のWEBテストの見分け方もご紹介」もぜひ参考にしてください。

上記の通り、自宅受検で監視なしの玉手箱には数多くの科目がありますが、多くの企業は

• 計数（図表の読み取り）＋言語（論理的読解）＋性格検査
• 計数（四則逆算）＋言語（趣旨判断）＋性格検査
• 計数（表の空欄推測）＋言語（論理的読解）＋性格検査

の組み合わせを採用しています。

言語の趣旨把握は近年、ほとんど出題が見られないので基本的には対策不要です。

※詳しくは「玉手箱の種類・パターン12個の内容をすべてご紹介！よくある組み合わせは？」をご覧ください。

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今回は監視型玉手箱の詳細について解説していきました。

繰り返しにはなりますが、C-GAB plusはPC専用のホワイトボード機能を使って計算を行うことになります。

ホワイトボード機能に慣れていない人もいいと思うので、基本的には試験会場で玉手箱を受検するのがおすすめです。