玉手箱で暗号は出ないがCABでは出ます!他に出るWEBテストは?

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玉手箱では暗号問題が出題されるという噂がありますが、それは嘘なのでご注意ください。

※「玉手箱とは?対策方法や試験の特徴は?対策いらない?完全解説で就活生・社会人必見!」もぜひ参考にしてください。

本記事の筆者は玉手箱を過去100回以上受検していますが、玉手箱で暗号が出題されたことは一度もありません。

本記事では玉手箱マスターの私アキラが玉手箱と暗号の関係について解説した後、暗号が出題される有名なWEBテスト(適性検査)をご紹介していきます。

ちなみにですが、玉手箱にはたった3時間の勉強で玉手箱が通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上もの玉手箱受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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玉手箱で暗号は出ない!

本記事のタイトルと冒頭でもお伝えした通り、玉手箱で暗号に関する問題が出題されることは絶対にありません。

玉手箱の出題範囲は以下となっており、暗号は含まれていません。

科目種類
言語論理的読解、趣旨判断、趣旨把握
計数図表の読み取り、表の空欄推測、四則逆算
英語論理的読解、長文読解
性格パーソナリティ、意欲

※「玉手箱の性格検査・パーソナリティとは?落ちる?時間は20分?例題や問題内容を無料で紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

では、なぜ玉手箱で暗号が出題されるという噂があるのでしょうか?

それはCAB(キャブ)というWEBテスト(適性検査)で暗号が出題されるからです。

CABは玉手箱と同じく日本エス・エイチ・エル株式会社が開発しているWEBテストで、情報処理・システム関連企業の多くで導入されています。

就活界隈では玉手箱の中にCABが含まれていると勘違いしている人も多いため「玉手箱で暗号が出題される」という噂が登場したと思われます。

※「玉手箱とCABの違い・見分け方は?Web-CABとは?対策方法も」という記事もご用意しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

ちなみにですが、CABの出題範囲は以下となっており、玉手箱とCABは全くの別物です。

科目出題内容
法則性図形群から法則性を読み取る
命令表命令を理解して、図形を変化させる
暗号図形を変化させる暗号を解読する
四則逆算方程式の□にあてはまる数を計算する
暗算様々な種類の計算問題を暗算で解く
性格性格検査

※法則性の詳細を知りたい人は「玉手箱で法則性は出ない!CABで出る!解答集はある?他に出るWEBテストは?」をご覧ください。

CABで出題される暗号は以下のような問題です。

【例題】

2つの図形の間に働く暗号の意味を解読し、以下の【問】の「?」にあてはまる図形を答えなさい。なお、矢印は同じ色の方向にのみ進むことができます。

暗号問題の例題

【解答&解説】

まずはBの右側にあるCとDに注目します。

Bによって変形された図形がCを経ることによって小さい黒丸(Cの下にある図形)に変形されています。

そして、Cによって変形された図形がDを経ることによって大きい黒丸(Dの右にある図形)に変形されています。

この時点でDは「図形を大きくする」という暗号であるとわかります。

よって、問の答えは小さい三角形を大きく三角形となるので、以下のような図形となります。

問の答え

答えは出ましたが、残りの暗号も解読してみましょう。

続いては小さい黒丸とその左下にある大きい三角に注目します。

これらが通過する暗号の違いはAです。ここから、小さい黒丸だけの変化がAの招待となるので、Aは「小さくする」であるとわかります。

小さい黒丸とその左下にある大きい三角の残る変化から、BとCは「白黒反転する」と「三角形を円、円を三角形にする」ですが、どちらの暗号がB・Cのどちらにあてはまるのかまではわかりません。

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【CAB】暗号の解き方のコツ

以上の例題の通り、CABの暗号問題は難易度が高めです。

暗号の解き方のコツは以下の4つです。

  1. 変化した内容をメモする
  2. 通過している暗号が少ない図形から考える
  3. 「共通の変化」と「共通の暗号」を探す
  4. 図形の途中経過をメモする癖を付ける

それぞれ詳しく解説していきます。

※「玉手箱のコツ・攻略法は?解き方のポイントを科目別に解説!」もぜひ参考にしてください。

1:変化した内容をメモする

元の図形と変化後の図形を見比べて、どんな変化が起きているかをメモすると暗号問題は解きやすくなります。

CABの暗号問題は頭の中だけで考えると絶対に混乱してしまいます。

受検者は情報整理の手段の1つとして、メモすることを心がけましょう。

2:通過している暗号が少ない図形から考える

CABの暗号問題では、通過している暗号の数が少ない図形から考えるのも1つのポイントです。

例えば、横方向に3つの暗号を通過していて、縦方向に2つの暗号を通過している場合、まずは縦方向に注目して図形の変化を見てみると良いでしょう。

3:「共通の変化」と「共通の暗号」を探す

暗号には複数の図形が通過する「共通の暗号」と、1つの図形だけが通過する「単独の暗号」があります。

共通の暗号を通過する図形同士は当たり前ですが「共通の変化」をします。つまり、共通の暗号を解読するには共通の変化を探せばよいのです。

暗号問題では共通の暗号から解読していくのが定石です。上記の例題の場合、Cは「共通の暗号」に該当するので、まずはCに注目したというわけです。

その経路に登場する共通の暗号を解読し、残りが単独の暗号だけになれば、残る変化が単独の暗号の正体になります。

4:図形の途中経過をメモする癖を付ける

例えば、ある図形が3つの暗号を通過している場合、

  • 1つ目の暗号を通過した時点の図形は〇〇
  • 2つ目の暗号を通過した時点の図形は××

のようなメモを取るのがおすすめです。

これは変化が複雑な暗号問題で特に力を発揮します。

まずは比較的解きやすい暗号を1つ解読したら、その暗号をあてはめた図形をメモします。

そのメモした図形を使えば最終形までに通過する暗号の数が減るので、残る暗号が解きやすくなります。

CAB以外で暗号が出題されるWEBテスト(適性検査)は?

CAB以外にも暗号が出題されるWEBテスト(適性検査)があります。

それはTG-WEBとCUBICです。

TG-WEBは株式会社ヒューマネージが開発しているWEBテストで、問題の難易度がかなり高いのが特徴です。

※TG-WEBの詳細については「TG-WEBとは?対策法や例題を完全解説!TG-WEBはこれで完璧だ」をご覧ください。

コンサル業界や外資系金融業界など就職難易度が高いと言われている業界・企業で多く導入されています。

CUBICはe-人事株式会社が開発しているWEBテストです。

CUBICは業界問わず多くの企業が導入しているWEBテストで、もともとはペーパーテストだけでしたが、ここ数年でWEBテストでも実施されるようになりました。

TG-WEBで出題される暗号問題とCUBICで出題される暗号問題は非常に似ています。例題は以下です。

【例題】

ある暗号で「ピザ」を「k4e5」、「遊び」を「a5d1j4」と表すとき、「微生物」を表す暗号は次のうちどれか。

  1. j4d2b4j3f3
  2. j4d2a4j3f3
  3. j4d1b4k3
  4. j4d2a4j3h3
  5. j4d1a3j4h3

【解答&解説】

ピザは2文字で、暗号はアルファベットと数字が2文字ずつです。

遊びはひらがなにすると3文字で、暗号はアルファベットと数字が3文字ずつです。

ピザと遊びをローマ字に変換し、暗号のうち片方が子音、もう片方が母音にあてはまるか確認します。

元の単語ピザ遊び
ローマ字Pi Zaa So Bi
暗号k4 e5a5 d1 j4

共通点から、「a=5」「i=4」とわかります。残りの母音は「o=1」から「u=3」「e=2」と予想できます。

子音は、登場する暗号をアルファベット順に並べると

  • (あ行)=a
  • S(さ行)=d
  • Z(ざ行)=e
  • B(ば行)=j
  • P(ぱ行)=k

となります。ここから、子音の暗号はアルファベットが1文字ずつ順番に進むものとわかります。

  • a=あ行
  • b=か行
  • c=が行
  • d=さ行
  • e=ざ行
  • f=た行
  • g=だ行
  • h=な行
  • i=は行
  • j=ば行
  • k=ぱ行
  • l=ま行
  • m=や行
  • n=ら行
  • o=わ行

判明した暗号を「微生物」にあてはめると「j4d2a4j3f3」となるので、正解は2・・・(答)です。

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今回は玉手箱と暗号の関係について解説していきました。

玉手箱ではなく、CAB・TG-WEB・CUBICを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は暗号の対策を重点的に行いましょう。

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