【購入者のみ閲覧可能】日本で一番玉手箱に詳しい筆者直伝!どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法

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玉手箱の受検回数=100回以上・趣味は玉手箱の受検。

日本で一番玉手箱に詳しい、玉手箱マスターのアキラです。

これを読めば、あなたはたった3時間の勉強で玉手箱が通過できるようになるでしょう。

限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上もの玉手箱受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

玉手箱を受検予定の人は知っておかないともったいないです。

✅ こんな人にオススメ

📌 玉手箱を受検予定だが、対策に苦戦している人

📌 なんとしても内定を勝ち取りたい人

📌 玉手箱の対策をする時間がとにかくない人

✅ 私の経歴・実績

私は早稲田大学に在籍しているとき、どうしても入社したい企業から内定を勝ち取るために早期から就活を始めました。

その企業では玉手箱の受検が必須で、高得点を取らないと足切りされてしまうことが事前にわかっていました。

なので、私はその企業に応募する前に、模試や志望度が低い企業にたくさん応募し、玉手箱を100回以上受検して練習を重ねていきました。

※早稲田大学に在籍していた証拠として、卒業証明書を添付しておきます。

早稲田大学商学部の卒業証明書

その経験を通して、私は玉手箱の対策方法を熟知することができました。

日本で一番玉手箱に詳しいのは間違いなく私であると自負しています。

そして、いつの間にか玉手箱を受検することが趣味になり、今でも最新の玉手箱事情を把握するため、定期的にどこかしらの企業に応募して玉手箱を受検するようにしています。

さらには、本サイト(玉手箱完全攻略サイト)を立ち上げ、玉手箱に関する情報発信もするようにもなりました

私は自他ともに認める、完全な玉手箱ヲタクです。

それくらい玉手箱に関しては誰にも負けない絶対的な自信と知識量があります。

※私の経験・知識をもとに高卒の友人に玉手箱の指導をしたところ、短期間でかなり点数が伸びた(2割→7割)実績もあります。

以下はその友人からのお礼LINEです。

玉手箱_LINE

✅ この記事の内容

この記事の具体的な内容は以下です。

📌 前提知識:玉手箱を受検するために必ず知っておくべきこと・心構え

📌 言語の点数を超短時間で伸ばす方法(勉強時間=30分〜1時間)

📌 計数の点数を超短時間で伸ばす方法(勉強時間=2時間〜2時間半)

値段は飲み会1回分です🍺

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1万字超の史上最高傑作になっている自信があります。

私が過去100回以上もの玉手箱受検を通して得た知見・テクニックをすべて詰め込んでいます。

時間をかけて本気で書き上げました。

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感謝の声もたくさんいただいています(以下、一部ご紹介)

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無料部分はここまでです。では、一歩先で皆様をお待ちしています!

3時間の勉強で玉手箱を通過し、内定に大きく近づきましょう。

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記事をご購入いただきありがとうございます。

ここからは私が100回以上もの玉手箱受検を通して得た知識やテクニック、本には掲載されていない情報などをご紹介していきます。

※本記事は玉手箱の通過や内定を保証するものではありません。

玉手箱を受検する前に必ず知っておくべきこと・心構え3つ

玉手箱を受検する前に必ず知っておくべきこと・心構えは以下の3つです。

  1. 誤謬率について
  2. すべての問題を解こうとしない
  3. 正確な出題範囲を把握する

それぞれ詳しく解説していきます。

1:誤謬率について

玉手箱では誤謬率(ごびゅうりつ)が測定されません。

誤謬率とは回答数に対する不正解の割合のことです。

例えば100問の問題に回答し、不正解の数=30問の場合、誤謬率は30%となります。

誤謬率が計測される(=考慮される)テストの場合、問題を間違えるごとに点数に影響が出てしまいます。

なので、例えば全部で10問あるテストにおいて、

  • A君=10問すべてに回答し、3問正解・7問不正解
  • B君=10問中5問だけ回答し、2問正解・3問不正解(残り5問は未回答)

だった場合、正解数はA君の方が多いにも関わらず、点数はB君の方が高くなったりします。

つまり、誤謬率が計測されるテストではわからない問題は無理に回答しない方が良いということになります。

逆に、誤謬率が計測されないテストではわからない問題が登場しても勘で回答するのが得策ということになります。

玉手箱は試験時間がかなりタイトなので、わからない問題は即座に勘で回答して次の問題に進むようにしてください。

玉手箱はすべて選択式の問題なので、勘で回答しても正解する可能性が全然あります。

※誤謬率についてもっと知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

2:すべての問題を解こうとしない

玉手箱で用意されている科目と試験時間・問題数は以下の通りです。

科目試験時間問題数
論理的読解(言語)25分または15分52問または32問
趣旨判断(言語)10分32問
趣旨把握(言語)12分10問
四則逆算(計数)9分50問
図表の読み取り(計数)35分または15分40問または29問
表の空欄推測(計数)35分または20分35問または20問
論理的読解(英語)10分24問
長文読解(英語)10分24問
パーソナリティ(性格検査・正式版)約20分68問
パーソナリティ(性格検査・簡易版)特になし30問
意欲(性格検査・正式版)約15分36問
意欲(性格検査・簡易版)特になし36問または48問

※詳細はこちらの記事をご覧ください。

玉手箱は試験時間がかなりタイトなテストであるとお分かりいただけるかと思います。

玉手箱は数多くあるWEBテスト(適性検査)の中でも難易度が高い方なので、多くの企業は5割程度をボーダーラインに設定しています。

4割で通る企業も全然あります。

※外資系コンサル企業や外資系金融企業など、就職・転職難易度が高い企業はボーダーを7割以上など高めに設定しているのでご注意ください。

なので、玉手箱は試験時間内にすべての問題に回答しなくても受かるケースが多いです。

多くの受検者は「1問1分以内で解かないと!」など、悪い意味で試験時間を意識しすぎています。

例えば言語の論理的読解だと、上記の通り25分で52問の問題が用意されていますが、25分で52問を解こうとすると多くの受検者は空回りします。

そうではなく、25分で30問程度の問題を解けばいいと思えば良いのです。

残りの22問程度は試験終了30秒前くらいに勘で回答すればOKです。論理的読解は3択問題なので、勘で回答しても普通に考えれば何問かは正解します。

3:正確な出題範囲を把握する

ネットには「玉手箱では構造理解という科目が出題される」「玉手箱では暗号問題が出題される」など誤情報がたくさん存在しています。

玉手箱を受検予定の人はまず、正確な玉手箱の出題範囲(科目)を理解するようにしてください。

玉手箱では上記でご紹介した科目しか出題されません。

そして、多くの企業は

  • 言語(論理的読解)+計数(図表の読み取り)+性格検査
  • 言語(論理的読解)+計数(表の空欄推測)+性格検査

の組み合わせを採用しています。

※導入企業としては前者の方が多いです。

なので、玉手箱の対策をする人は言語の論理的読解と計数の図表の読み取りを重点的に対策してください。

※性格検査は用意された質問に直感で回答すれば良いだけなので、対策は特に不要です。

応募したい企業がすでに決まっている場合はその企業が玉手箱の何の科目を採用しているか事前に調べましょう。

調べ方ですが、就活の場合は「ONE CAREER」と「就活会議」を、転職の場合は「ONE CAREER PLUS」を活用しましょう。

企業を検索すれば、その企業に応募した人が選考フローをまとめてくれています。

何のWEBテスト・科目が出題されたかもわかります。

言語の点数を超短時間で伸ばす方法

※勉強時間目安=約30分〜1時間

玉手箱の言語では以下の科目が用意されています。

  • 論理的読解
  • 趣旨判断
  • 趣旨把握

上記でも解説した通り、多くの企業は論理的読解を導入しているので、これを重点的に対策しましょう。

ちなみにですが、趣旨把握を出題する企業はほとんどないので対策不要です。

趣旨判断は時間に余裕があればの対策でOKです。趣旨判断の難易度は論理的読解よりも易しいです。

※転職の玉手箱では趣旨判断はほとんど出題されません。転職の場合は基本的には論理的読解のみを対策すればOKです。

※対策を行うにあたって問題集を購入する人も多いかと思いますが、おすすめの選び方は実際に本屋に行って立ち読みをした上で購入することです。実際に中身を見て、自分に合った問題集を購入するようにしましょう。

論理的読解の対策方法

論理的読解は

  • 試験時間=25分・問題数=52問の場合:25分で32問
  • 試験時間=15分・問題数=32問の場合:15分で18問

の回答を目指しましょう。こう思うだけでもメンタルはかなり楽になります。

※先ほども解説した通り、間に合わなかった問題は試験終了30秒前くらいにすべて勘で回答してください。

論理的読解では以下のような問題が出題されます。

【例題】

次の文章を読み、各設問文についてA、B、Cのいずれかにあたるか答えなさい。

「デザイン」っていったい何だろう。この単刀直入な疑問あるいは質問に、即座にひとつの答えを出すことは、 なかなか大変なことだ。家具や衣服あるは書物など、人間がつくりだすさまざまなものは、その良し悪しは別にしてすべてデザインされている。そして、すべてのものがわたしたちの生活に関わってている。だから生活っていったい何だろうという質問と同じほどに、 デザインって何だろうという問いに対して答えをすぐに出すことが難しいように思える。

けれども、 ここでは「デザインとは何か」 という問題について、いくつかの目を向けるべき要素をあげながら、できるだけ簡単な道筋で考えてみたい。

わたしたちの生活と同じように、デザインもまた、多様な要素の複合的な関係の中で、成り立っているといえる。つまり、社会や経済や技術や産業あるいは人々の思考や感覚などの複合的な関係の中でデザインは生まれてくる。

そのデザインをプランドやデザイナーに関する蘊蓄(うんちく)ではなく、 もう少しだけ踏み込んで、デザインそのものについて目を向けてみよう。

まず第一に、わたしたちが何かをデザインするには、要因あるいは動機づけとして何かがあるはずだ。その要因はいくつかあるだろうが、そのひとつに「心地良さ」を求めるということがある。

第二に、 デザインは、わたしたちが自然や道具や装置に関わり、それを手なずけていく一連の計画と実践だといえるだろう。もちろん、 そこには技術の変化も関わってくる。

第三に、デザインは趣味や美意識と関わっている。

第四に、近代以前において、とりわけ顕著に見られることだが、デザインは地域や職業や階級の違いと結びつき、それらを表象するものとされてきた。デザインには社会的な規範が関わっていると見ることもできる。

出典:柏木博『デザインの教科書』講談社現代新書

A:文脈の論理から明らかに正しい。または正しい内容を含んでいる。

B:文脈の論理から明らかに間違っている。または間違った内容を含んでいる。

C:問題文の内容だけからでは、設問文は論理的に導けない。

(1)デザインをする際にもっとも重要な動機づけは「心地良さ」である。

(2)生活は多くの要素の複合的な関係の中で成り立っている。

(3)近現代のデザインは職業や階級の違いと結びつくことはなくなった。

(4)ブランドやデザイナーの価値は、もっとも結びつきの強い職業や階級によって左右される。

【解答&解説】

(1)正解はBです。本文には「その要因はいくつかあるだろうが、そのひとつに「心地良さ」を求めるということがある」とあり、「もっとも重要な動機づけは心地良さ」とは書いていません。

「心地良さ」は動機づけのひとつです。

(2)正解はAです。本文に「わたしたちの生活と同じように、デザインもまた、多様な要素の複合的な関係の中で、成り立っているといえる」とあることから、正しいと言えます。

(3)正解はBです。最後の段落に「近代以前においてとりわけ顕著に見られる」と書いていますが、近現代にはなくなったとは書かれていません。

(4)正解はCです。価値に関しての言及は本文には一切ありません。ブランドのイメージなど、既存の知識に引っ張られないように注意しましょう。

論理的読解では以下の3つを意識してください。

  • 選択肢A〜Cの意味を事前に理解しておく
  • 設問文を先に読む癖を付ける
  • 選択肢BとCの違いを理解しておく

選択肢A〜Cの意味を事前に理解しておく

論理的読解では上記でご紹介した選択肢A〜Cがすべての問題で用意されています。

なので、玉手箱を受検予定の人はあらかじめ選択肢A〜Cの意味を頭の中に入れておきましょう。

試験が開始されてから選択肢A〜Cを見て、その意味を理解するのは時間の無駄です。

選択肢A〜Cはもう少し噛み砕いて説明すると、以下のようになります。

  • A=本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
  • B=本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
  • C=本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。

設問文を先に読む癖を付ける

論理的読解では本文を読んだ後に設問文を見て問題を解くと確実に時間オーバーします。

なので、先に設問文を読み、正誤の判断に関係がありそうな部分のあたりをつけながら本文をざっと読むことをおすすめします。

選択肢BとCの違いを理解しておく

論理的読解を解いていると、選択肢BとCの判断に迷うケースが多々あるかと思います。

まず前提として、論理的読解で問われる「論理的に正しいかどうか」は本文の内容に基づいて判断しなければなりません。

一般常識や自分の主観・意見をもとに判断するのは絶対にNGです。

本文の内容が一般常識とは言えないものであっても、設問文が本文の論理に沿っていればAが正解となります。

その上での選択肢BとCの違いですが、Cは設問文の内容が本文では述べられていないときに使用します。

例えば、上記でご紹介した例題の(4)の正解はCですが、これは価値に関しての言及が本文には一切ないからです。

もし価値に関しての言及が本文にある上で設問文の内容が本文と異なる場合はBが正解となります。

Bは設問文の内容に本文と食い違いがあるときに選択します。

BとCで判断に迷いが出るときは、設問文の内容が本文で述べられているかをチェックしてください。

※「玉手箱の論理的読解のコツは?具体例で解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

趣旨判断の対策方法

趣旨判断は試験時間=10分・問題数=32問ですが、文章の内容は論理的読解に比べるとそこまで難解ではありません。

日頃から文章を読むことに慣れていれば比較的スラスラと読めるでしょう。

10分で23問の回答を目指してください。

例題は以下です。

【例題】

次の文章を読み、続く設問文についてそれぞれA、B、Cを判断して選びなさい。ただし、4つの設問文の中には、AとCにあてはまるものがいずれも1つ以上含まれています。

新入社員であれ何年かビジネスの経験を積んだ人材であれ、誰もが強く望むのが、能力を高めながら自らの願いを叶えていくことです。高収入、業界での高い評価、やりたい仕事に就くなど、ほしいものは人それぞれでしよう。では、それを手に入れるために役立つスキルとは、具体的にどんなものでしようか。

少し考えただけでも、IT関係のスキルや業界の知識、業務に関連した資格など、たくさんの例があがってくるでしよう。語学などは、グローバル化を遂げた企業で必要となるシチュエーションが数多くありそうです。またOA機器を使いこなす能力や、仕事に関連した資格などがあれば、業務をスムーズにこなせたり、会社からの評価が上がったりするかもしれません。このやり方でもいいのですが、じつはもっと業務に必要でスキルアップに役立つ能力があるのです。

部下を従えて業務をこなしたことがない人がイメージするスキルは、前述のようなものが多いようです。しかし管理職や経営者などの評価を下す立場の人問が望む能力は、まったく違うところにあります。それは自ら課題を見つけ、それを解決していく「考える力」なのです。

たとえば、日々の業務のなかで困ったことがあったり、こうしたら効率アップできるというようなアイデアを思いついたりしたとします。それを、こなすべき業務のほかに解決すべき課題とし、改善案を考えたり、企画書にまとめたりすることが、企業の業務改善につながっていくのです。この小さな改善の積み重ねで中小企業が大企業へと発展した例は、枚挙に暇がありません。

課題を見つけ解決していく能力は、直属の上司などにしか評価されないものと思われがちですが、ビジネスで成功を収めてきた人の多くは、 この力が優れています。新卒の就職活動や転職の面接などでも、見られているのはじつは、こういった発想力や前向きに業務をこなす積極性なのです。

出典:『いちばんわかる!Webテスト 玉手箱』高橋書店

A:筆者の趣旨(もっとも伝えたいこと)が述べられている。

B:筆者はそのことに触れているが、趣旨ではない。

C:この文章とは関係ないことが述べられている。

(1)課題を見つけて解決していく能力はビジネスで成功を収めてきた人の必須スキルである。

(2)人材に求められるスキルとは、課題を見つけて解決していく能力である。

(3)語学やOA機器を使いこなす能力よりも課題を見つけて解決していく能力の方が評価される。

(4)会社からの評価を獲得するためには、問題解決能力が必須である。

【解答&解説】

(1)正解はCです。設問文に記載の能力が「必須スキル」であるとは本文には書かれていません。

(2)正解はAです。

(3)正解はBです。第2段落第3段落で設問文の内容が書かれていますが、この文章の趣旨ではありません。

(4)正解はCです。本文に設問文の記載は一切ありません。

趣旨判断のポイント

趣旨判断では以下の記載があります。

4つの設問文の中には、AとCにあてはまるものがいずれも1つ以上含まれています。

文章の趣旨は1つなので、1つの長文における4つの設問のうちAが答えとなるものは必ず1つです。

なので、趣旨判断は以下の手順で解くとスムーズに回答できます。

  • 長文の内容の大枠を捉えながら読む
  • 比較的見つけやすいAとCが答えになる設問を探す(Aが答えとなるものは必ず1つ・Cが答えとなるものは最低1つある)
  • 残った設問をBかCに振り分ける

また、長文を読むときは文末表現に注目しながら読むのもポイントです。

  • 「〇〇だ」「〇〇である」などの断定表現
  • 「〇〇だが」「しかし」などの逆接表現の後の文

には筆者の主張や趣旨が記載されていることが多いので、この2つには特に注目するようにしましょう。

※「玉手箱の趣旨判定のコツは?趣旨把握との違いも例題で解説」もぜひ参考にしてください。

計数の点数を超短時間で伸ばす方法

※勉強時間目安=2時間〜2時間半

玉手箱の計数では以下の科目が用意されています。

  • 四則逆算
  • 図表の読み取り
  • 表の空欄推測

上記でも解説した通り、多くの企業は図表の読み取りを導入しているので、これを重点的に対策しましょう。

就職・転職難易度が高い企業では表の空欄推測が出題されるケースもありますが、これは余裕があればの対策でOKです。

※四則逆算が出題されるケースは比較的稀です。四則逆算の具体的な対策方法はこちらの記事にまとめているので、気になる人はそちらをぜひご覧ください。

図表の読み取りの対策方法

図表の読み取りは、与えられた図や表をもとにして必要な情報を読み取り、用意された設問に答える問題です。

例題は以下です。

【例題】

以下の表を見て問いに答えなさい。

<ドイツの貿易相手国の推移>

ドイツの貿易相手国の推移

1985年ドイツの貿易額全体をXとおくと、対先進国の貿易額はどのように表されるか。正しいものを以下の選択肢の中から1つ選びなさい。

  • 12/X
  • 4X/25
  • 3X/25
  • 25X/4
  • 25X/3

【解答&解説】

ドイツの貿易額全体をX、対先進国の貿易額をYとおいてみます。

1985年のドイツの貿易額の割合は100%、対する先進国の貿易額の割合は16%です。

よって、100:16=X:Yという式が成り立ちます。16 × X=100 × Yなので、Y=16X/100=4X/25・・・(答)となります。

図表の読み取りでは以下10パターンの問題が用意されています。

  1. 割合
  2. 割合の比較
  3. 増減率
  4. 数量
  5. 平均
  6. 文字式
  7. 正誤選択
  8. 少し変わった図表の問題
  9. 選択肢に「わからない」が登場する問題

なので、玉手箱を受検予定の人は以上10パターンの解法を頭に入れてください。

これだけでも点数はかなり伸びます。

※10パターンそれぞれの例題はこちらの記事をご覧ください。

そして、図表の読み取りを解く際には以下2つのポイントも意識してください。

  • 余計な情報に惑わされないようにする
  • 問題を解くために必要な公式を覚える(必須)

それぞれの詳細は以下です。

余計な情報に惑わされないようにする

図表の読み取りで出題される図や表・グラフにはたくさんの情報が記載されています。

しかし、問題を解くために必要な情報はその中のほんの一部にしかすぎません。

なので、図表の読み取りでは問題を解くために本当に必要な情報を即座に見極める能力が必要です。

問題文に登場する項目名や年度などを手がかりにして必要な数値を素早く拾い、それらの数値は見失わないようにメモを取る、数値にマウスを合わせるなどの工夫をしましょう。

問題を解くために必要な公式を覚える(必須)

図表の読み取り問題を解くためには知っておかなければならない数学(算数)の公式があります。

それは以下の3つです。

  • 「は」÷「の」の法則
  • 増加率・減少率の求め方
  • 内項の積=外項の積

それぞれ詳しく解説します。

「は」÷「の」の法則

「は」÷「の」を計算することにで割合(%)を求めることができます。

例えば「100は20の何倍?」と聞かれたら100÷20=5[倍]と答えを出すことができます。

上記の場合だと「100」が「は」に、「20」が「の」に相当します。

「AはBの何倍?」と聞かれたら、A÷Bを計算することを覚えておきましょう。

増加率・減少率の求め方

AからBにかけての増加率(減少率)は「(B÷A-1)×100」で求めることができます(単位は%)

※計算結果がプラスなら増加率、マイナスなら減少率です。

例えば、ある数値が50から80に変化したとします。このときの増加率は(80÷50-1)×100=60[%]となります。

増加率・減少率を求めさせる問題は図表の読み取りで頻出なので、必ず計算できるようにしておきましょう。

※「玉手箱で増加率・伸び率の求め方は必須知識!利用シーンをご紹介」もぜひ参考にしてください。

内項の積=外項の積

a:b=c:dという比の式があったとします。

このとき、b×c=a×dが成り立ちます。これを内項の積=外項の積といいます。

内項の積はb×cのことを、外項の積はa×dのことを指しています。

内項の積=外項の積も図表の読み取りではよく使用するので、必ず知っておきましょう。

表の空欄推測の対策方法

表の空欄の推測は表の数値から法則性を見つけ、空欄に入る数値を推測する問題です。

例題は以下です。

【例題1】

あるアクセサリーメーカーでは、5つの工房で製品を作っている。

<工房別出荷額>

表の空欄推測の例題

E工房の出荷額はいくらと推測できるか。

  • 5,360万円
  • 5,460万円
  • 5,680万円
  • 5,850万円
  • 6,120万円

【解答&解説】

C工房の製造費は390で出荷額は3,390と、「390」が一致していることに注目します。

また、D工房についても製造費は540で出荷額は6,540より、「540」が一致しています。

出荷額から製造費を引いて従業員数で割ると、どちらも600になります。

よって、「出荷額=製造費+600×従業員数」という算出式が成り立っていると推測できます。

したがって、E工房の出荷額は450+600×9=5,850[万円]・・・(答)となります。

【例題2】

あるアパレルショップで、5つの店舗の7月の売上実績をまとめている。

<7月の売上実績>

表の空欄推測の例題2

E店の売上実績はいくらと推測できるか。

  • 603万円
  • 618万円
  • 654万円
  • 690万円
  • 700万円

【解答&解説】

売上実績が623→685→730→768と小さいものから順に、その店の売上目標が同じ順番で大きくなっています。

E店の売上目標=750はB店とC店の売上目標の間の数値なので、E店の売上実績はB店の623とC店の685の間であることがわかります。

それに該当するのは選択肢の中では654万円・・・(答)のみです。

表の空欄推測では以下7パターンの問題が用意されています。

  1. 比例
  2. 大小
  3. 算出式
  4. 推移
  5. 合計が同じ
  6. 積算
  7. 列ごとに計算

玉手箱を受検予定の人は以上7パターンの解法を頭に入れてください。

これだけで点数はかなり伸びます。

※7パターンそれぞれの例題はこちらの記事をご覧ください。

表の空欄の推測のコツは主に以下の2つです。

  • 空欄の項目と連動する項目を見つける
  • 計算しやすい数値を使う

それぞれ詳しく解説します。

空欄の項目と連動する項目を見つける

表の空欄の推測では多くの列・行が存在しますが、答えを導くのに必要な項目は一部であることが多いです。

なので、空欄の項目の値に関係がある項目を素早く見つけることが重要となります。

関係がある項目を見つける方法として王道なのは、空欄の項目を小さい順に見ていき、同じ順番になる項目を探すというものです(上記でご紹介した【例題2】など)

表の空欄の推測が難しいと感じる人は、まずは上記を疑ってみることをおすすめします。

計算しやすい数値を使う

表の中には法則性を見つけやすいキリのいい数字が用意されていることが多いです。

表の空欄の推測ではこのような数字を見つけて上手く活用できると時間短縮に繋がります。

キリのいい数字の見つけ方は数字の下3〜4桁に注目することです。

例えば上記でご紹介した例題では、C工房の製造費は390で出荷額は3,390と、下3桁の「390」が一致していることに注目し、そこから法則性を見つけています。

意外と便利なテクニックなので、玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ知っておきましょう。