玉手箱の計数(図表の読み取り)ではテレビ広告費をXとおくと問題が出題される可能性があります。
※「玉手箱とは?対策方法や試験の特徴は?対策いらない?完全解説で就活生・社会人必見!」もぜひ参考にしてください。
テレビ広告費をXとおくと問題は解き方さえ理解していれば難しくありません。
本記事では玉手箱を日本一熟知している玉手箱マスターの私アキラが、テレビ広告費をXとおくと問題の解き方を例題でわかりやすく解説します。
玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、玉手箱にはたった3時間の勉強で玉手箱が通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上もの玉手箱受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
玉手箱のテレビ広告費をXとおくと問題の解き方を例題で解説
冒頭でも解説した通り、玉手箱の計数(図表の読み取り)ではテレビ広告費をXとおくと問題が出題される可能性があります。
※図表の読み取りの詳細は「玉手箱の図表の読み取りとは?ボーダーやコツは?時間足りない場合は?練習問題付き」をご覧ください。
テレビ広告費をXとおくと問題は以下のような問題です。
【例題】
図表を見て次の問いに答えなさい。
<Y社の媒体別広告費構成比>
媒体 | 構成比[%] |
---|---|
マスコミ | 40.3 |
テレビ | 31.8 |
動画広告 | 5.8 |
ディスプレイ広告 | 4.8 |
DM | 4.5 |
その他 | 12.8 |
テレビ広告費をXとおくと、テレビ以外の広告費はどのように表されるか。以下の選択肢の中から1つ選びなさい。
- X/31.8
- X/0.682
- 0.682X
- X/0.318 – X
- 100 – 31.8X
【解答&解説】
Y社の全体の広告費を100とおいてみます。
すると、テレビ広告費X=100×0.318=31.8となります。
テレビ以外の広告費の割合は100-31.8=68.2[%]です。
なので、テレビ以外の広告費=100×0.682=68.2となります。
31.8=Xなので、Xを使って68.2を表すと、X × 68.2/31.8 = 68.2X/31.8・・・(1)となります。
選択肢のX/0.318 – X=X/0.318 – 0.318X/0.318 = 0.682X/0.318・・・(2)です。
(1)=(2)なので、正解はX/0.318 – X・・・(答)となります。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
【玉手箱】テレビ広告費をXとおくと問題の類題
最後に、上記でご紹介したテレビ広告費をXとおくと問題の類題を2問ご用意しました。
玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。
【問題1】
図表を見て次の問いに答えなさい。
<アジアへの技術輸出(産業別の比率)>
※技術輸出総額=4,163億円
産業 | 割合[%] |
---|---|
輸送用機械工業 | 38.2 |
情報通信機械器具工業 | 20.4 |
電子部品・デバイス工業 | 9.3 |
化学工業 | 7.2 |
電気機械器具工業 | 5.1 |
その他の産業 | 19.8 |
化学工業のアジアへの技術輸出額をXとすると、輸送用機械工業の同輸出額はおよそどのように表されるか。最も近いものを、以下の選択肢の中から1つ選びなさい。
- 4.3X
- 4.8X
- 5.3X
- 5.8X
- 6.3X
【解答&解説】
まず、「輸送用機械工業÷化学工業の割合」で、化学工業を1としたときの輸送用機械工業の割合を求めます。
X倍すると、化学工業をXとしたときの、輸送用機械工業の技術輸出額がわかります。
38.2÷7.2=5.30・・・なので、正解は5.3X・・・(答)となります。
【問題2】
図表を見て次の問いに答えなさい。
<電気通信事業者の地域別本社所在地数比(平成7年度)>
※全電気通信事業者数=1,550社
地域 | 割合[%] |
---|---|
東京 | 32.3 |
近畿 | 19.7 |
九州 | 8.8 |
関東 | 8.8 |
東海 | 8.7 |
中国 | 4.5 |
北陸 | 3.9 |
東北 | 3.8 |
北海道 | 3.5 |
四国 | 2.6 |
信越 | 2.4 |
沖縄 | 1.0 |
平成7年度において、東京に本社がある事業者数をXとすると、東海に本社がある事業者数はどのように表されるか。
- 8.7X/32.3
- 32.3X/8.7
- 32.3/8.7X
- 8.7/32.3X
- 32.3+8.7X
【解答&解説】
東京に本社がある事業者数32.3%をXとすると、8.7%の東海はX × 8.7/32.3と表すことができます。
Xは分子にかかるので、正解は8.7X/32.3・・・(答)です。
※「Xとすると」を「1とすると」と置き換えて考えるとスムーズに解けます。東京よりも東海の方が事業者数は明らかに少ないので、比率は1よりも小さくなります。つまり、分子に小さい数がきて、Xは常に分子につきます。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回は玉手箱の計数で出題されるテレビ広告費をXとおくと問題を取り上げました。
「〇〇をXとおくと」系の問題は玉手箱で頻出なので、必ずできるようにしておきましょう。