玉手箱のXとおくと問題とは?解き方を例題でわかりやすく解説!

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玉手箱の計数の図表の読み取りでは、Xとおくと問題が出題されます。

※「玉手箱の計数理解(非言語・数学)のコツ!終わらない人続出?例題・練習問題と解答付き!」もぜひ参考にしてください。

Xとおくと問題は解き方さえ理解していれば全然難しくありません。

本記事では玉手箱を今までに100回以上受検し、日本トップレベルに玉手箱を知り尽くしている私アキラが、玉手箱のXとおくと問題の解き方について例題でわかりやすく解説していきます。

玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ずチェックしておきましょう。

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玉手箱のXとおくと問題とは?解き方を例題でわかりやすく解説!

玉手箱の計数には

  • 四則逆算
  • 図表の読み取り
  • 表の空欄の推測

の3科目がありますが、冒頭でも解説した通り、Xとおくと問題は図表の読み取りで出題されます。

図表の読み取りは与えられた図や表をもとにして必要な情報を読み取り、用意された設問に答える問題です。

※詳しくは「玉手箱の図表の読み取りとは?ボーダーやコツは?時間足りない場合は?練習問題付き」をご覧ください。

では、Xとおくと問題の例題を解いてみましょう。

【例題】

図表を見て次の問いに答えなさい。

<日本の国籍別外国人の割合(2020年)>

国名割合[%]
中国27.8
韓国・朝鮮15.6
ベトナム13.4
フィリピン9.6
ブラジル7.5
ネパール2.8
その他23.4

国籍別外国人の全体をXとおくと、ベトナム人の割合はどのように表されるか。以下の選択肢から1つ選びなさい。

  • 0.113X
  • 0.124X
  • 0.134X
  • 0.143X
  • 0.154X

【解答&解説】

国籍別外国人の全体=100とすると、表よりベトナム人=13.4になります。

今回は100をXとおいたとき、13.4はXを用いてどう表すことができるか?という問題になります。

100をXにするには、以下の通り100にX/100を掛け算すればよいですね。

100にX/100を掛け算した図

100だけにX/100を掛け算するのは不平等なので、13.4にも同様にX/100を掛け算します。

すると、13.4 × X/100=0.134X・・・(答)となります。

図表の読み取りの試験時間と問題数は35分で40問または15分で29問ですが、どちらにせよ問題数に対して試験時間がかなりタイトな科目です。

※玉手箱の試験時間の詳細については「玉手箱の所要・試験時間と問題数を科目別に解説!サンプル問題付き」をご覧ください。

Xとおくと問題は以上の通り、解き方さえわかっていれば非常に簡単かつ時間稼ぎも可能な問題です。

玉手箱を受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ず解けるようにしておきましょう。

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【玉手箱】Xとおくと問題の練習問題

最後に、Xとおくと問題の練習問題を2問ご用意しました。

上記で学習した計算方法をもとにして解いてみましょう。

【練習問題1】

図表を見て次の問いに答えなさい。

<陸地面積と森林面積>

国名陸地面積[千ha]森林面積[千ha]
日本36,45624,935
インド297,31972,160
モンゴル155,35614,173
パキスタン77,0883,726

パキスタンにおける、陸地面積に対する森林面積の割合をXとおくと、日本における、陸地面積に対する森林面積の割合の割合は、Xを用いてどのように表されるか。最も近いものを、以下の選択肢から1つ選びなさい。

  • 12.1X
  • 13.8X
  • 14.2X
  • 15.3X
  • 16.7X

【解答&解説】

パキスタンと日本の陸地面積に対する森林面積の割合はそれぞれ以下の通りです。

  • パキスタン:3,726÷77,088≒0.04833
  • 日本:24,935÷36,456≒0.6839

今回は0.04833をXとおくと、0.6839はXを用いてどのように表されるかという問題です。

0.04833をXにするには0.04833にX/0.04833を掛け算すればよいことがわかります。

よって、0.6839 × X/0.04833≒14.15Xより、最も近いのは14.2X・・・(答)となります。

森林

【練習問題2】

図表を見て次の問いに答えなさい。

<海外進出している日本の企業数と拠点数>

企業数[社]拠点数[件]
20004,9306,310
20017,0238,430
20026,4109,777
20039,20512,530
20049,21212,418
20057,10414,402
20068,43612,500
20079,59815,312

2004年の海外進出している日本の企業数をXとおくと、同年の拠点数はおよそどのように表されるか。最も近いものを、以下の選択肢から1つ選びなさい。

  • 0.74X
  • 0.75X
  • 1.34X
  • 1.35X
  • 1.75X

【解答&解説】

2004年の海外進出している日本の企業数は9,212社、拠点数は12,418件です。

今回の問題は9,212をXとおくと、12,418はXを用いてどのように表されるかということです。

9,212をXにするには9,212にX/9,212を掛ければよいです。

よって、12,418 × X/9,212≒1.348Xとなるので、正解は1.35X・・・(答)です。

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今回は玉手箱の計数で出題されるXとおくと問題とは何かについて例題で解説していきました。

玉手箱の受検中にXとおくと問題が出題されたらチャンスだと思いましょう。

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